診療案内
- 患者さんの前方、左右両側の3方向にあるモニターに耳、鼻、口、のど、の中を映して、出来るだけわかりやすく説明するようにしています。些細なことでもご相談ください。
- 赤ちゃんからご高齢の方まで、患者さんの病気を出来る限り早く治していく、という考えで日々診療を行っています。
- 下記のような、より専門的な外来もしております。
アレルギー性鼻炎に対する
炭酸ガスレーザー治療
スギ・ヒノキなどの花粉症やハウスダストによるアレルギー性鼻炎に対して
鼻の中の粘膜を焼くレーザー治療を行っています。
主に鼻づまりに効果があります。
まずは診察を受けて頂き、
レーザーの適応があるか否かを説明させて頂きます。
その後に予約をお受けいたします。
火・水・木曜日の午前診
(予約制)
目的
アレルギー性鼻炎の治療は薬物治療が主体です。
しかし、それだけでは十分な効果が得られない場合、炭酸ガスレーザーによる下甲介粘膜レーザー焼灼術という外科的な治療法が有効なことがあります。
この治療法は入院の必要がなく、外来で行うことができます。
特にハウスダストやダニなどが原因で一年中薬を飲まないといけない方や、花粉症がきつく日常生活に支障をきたすような方には、薬の負担を減らす目的でレーザー治療は有効な治療の一つです。
方法
- 麻酔薬を浸み込ませた綿を鼻の中にいれて20分間待って頂きます。
- 綿を取り除き、内視鏡下に観察しながら鼻の粘膜を焼灼していきます。
- 両側の鼻を一度にしますが片側5〜10分程度で、麻酔の時間を含めてすべての治療が終わるまで40~50分です。
注意点
- 当日の入浴は短時間ならば問題なく、シャワーも大丈夫です。
- 1週間程度、鼻水に少量の血が混じります。
- レーザーを受けた数時間後より鼻づまりや鼻水の症状がかえって悪くなりますが、1週間程度で徐々に改善していきます。
その他
- 保険適応がとれています。(3割負担で窓口負担は約9,000円になります)
- 中学生以上の方であれば大体可能です。
- スギ花粉症の方は、花粉飛散の約1か月前(1月末)までに受けなければなりません。
花粉が飛んでいる時期に受けるとそのシーズンは余計に症状がひどくなります。 - 症状の改善率は、鼻づまりは8~9割、鼻水、くしゃみ発作は5〜6割といわれています。
- レーザー治療はアレルギー性鼻炎の根治治療ではありませんので、数年後に症状が再燃します。
補聴器相談
補聴器は「正しく」装用することが大事です。
当院では難聴で日常支障のある方に、補聴器相談の日を設けています。
補聴器相談医である院長と認定補聴器技能士とで最適な補聴器をご提案します。
先ずは通常の診察を受けて頂き、補聴の必要があれば補聴器相談の日を予約します。
第2・4水曜日の午後診
(予約制)
補聴器は単に音を大きくする集音器ではありません。
また、高額であればあるほどよく聴こえるようになるわけでもありません。
不適当な補聴器では、かえって難聴が進行することがあるので、
補聴器相談医と認定補聴器技能士の指導の下で購入することが重要です。
また、最近では積極的に補聴することで認知症の予防になることが証明されています。
当院では1か月間程度補聴器をお貸しし、
実際に日常生活での使用に効果があれば購入して頂くようにしています。